Japan Today

知ってる人は知っているのが、このJapan Todayというサイト。いわゆる英文のニュースサイトなのですが、その内容は殆どが日本の記事を扱ったものばかりです。

  • なぜかといえば、想定するcustomerが「日本に住む外国人」だからです。ではJapan Timesと一緒かというと基本的には一緒です。ただ記事の種類が非常に多いと言うこと、記事のwritingもかなり簡単め。Kyodoのニュースをソースとしているようですが、我々backgroundのある日本の記事なので読みやすいわけですね。TOEIC500〜600以上ぐらいならそれほど苦労せずに読んでいけるのでは。
  • このサイトのおもしろいのは各々の記事に対して一般の読者が自由にコメントを書き込むことが出来ると言うこと。自由にとは言っても掲載前には内容・writingのチェックなどが介在しているとは思いますが他のニュースサイトにはない特徴です。
  • 時事の解説を淡々と読むというのは興味のない記事は意外とすぐ飽きてしまいます。ところがそれに対して日本に住む(住んでない人もいるでしょうけど)外国人がそのような日本の時事に関してどういう風に感じているのか、などとても興味深く読めますし、その辺りの日本人とのperceptionの違いをかいま見るという意味でもなかなかおもしろい趣向です。
  • このサイトはそれ以外の企画もいろいろやってるようで、例えばFRIENDSという日本在住の外国人、もしくはその人たちとcommunicateしたい人たちを対象としたcommunicationサイトです。メールでのcommunicationを主体とした構成になっていますが、悪く言えばいわゆる「出会いサイト」ともとれるかもしれません。
  • 主催する会社のご厚意で通常、月1500円の有料であるフルアクセスを体験させて頂くことが出来ました。7000人以上の在日外国人の人々が既に会員に登録しておられるようで、他にもその人たちのcommunicationを望む日本人の会員も多数おられるようです。language exchangeと称し、お互いに英語・日本語をメールを通じて学び会いませんかという人がかなりの比率のようです。
  • 無料会員でも内部の構造が分かる程度にはアクセスが出来るのでのぞいてみるのもおもしろいでしょう(ただ無料会員はメールをうけることはできても送ることは出来ません)。特に通常、生のwritingなどのoutputに事欠いている人には良い使い方がありそうです。生のcommunicationというのはいわゆる「学習」モードでは得られないrealtimeの緊迫感があり将来の実戦での英語のcommunicationのシミュレーションには良いと思います。
  • 日本語のメニューもありますが、基本的には英語のサイトなので「読む」ことも要求されます。